会社員も仕事を楽しむ努力が必要な理由
今回もサッカー選手の名言から学んでいこうと思います。
今回は元日本代表の小野伸二の言葉です。
「自分が楽しくないのに人を楽しませられるわけがないじゃないですか。」
この言葉からは以下の2つを学び取りました。
・仕事は苦しいのが当たり前ではない
・仕事を楽しみたいなら人のせいにはしない
では詳しく紹介していきます。
仕事は苦しいのが当たり前ではない
過去に社会人になる前に父親から「仕事はつらいことばかりだ」と教えられました。
正直この言葉の通り辛いことのほうが多いと感じています。つまらないということも多いかもしれません。
しかし仕事で結果を出したり、お客さんに感動してもらえるほどの仕事をするためには自分自身楽しまなければなりません。
人は自分の感情がよく顔に出ると聞いたことがあると思います。
商談中にどんなに顔ではにこやかな笑顔を見せていても心が笑っていなければふとした瞬間に顔に出てしまうことがあります。
もしあなたが自分の仕事でみんなを楽しいと思わせたい。笑顔にしたいと思っているのなら、まずは自分が楽しむ努力をしましょう。
仕事って苦しくないと仕事じゃないなとか一生懸命やっていることが必要と思ってませんか?
そんなことはありません。とにかく仕事を楽しんだっていいのです。遊び感覚ぐらいの軽い気持ちで仕事に向き合ったっていいのです。
自分の人生いつも全力疾走では息が切れてしまいます。
仕事の中で苦しくないようにどうすべきか、楽しむためにはどつすべきかも考えるべきです。
仕事を楽しみたいなら人のせいにはしない
仕事を楽しむためには自分が変わるしかありません。人のせいや環境のせいにしてはいけないのです。
たしかに人間関係がうまくいかない、職種や社風が自分にはあってないと感じることもあるでしょう。
そのときに自分の意識や態度を変えると何かが変わるのか考えてみてください。
それでもやはり仕事を楽しむことのできない原因は外的なものだと自分でたしかに納得したのなら転職など環境を変えてもいいでしょう。
しかしほとんどの会社員はうまくいかないことを人のせいにします。なぜなら人のせいにすれば自分の責任範疇ではなくなるから楽なのです。
仕事自体においてもそういう人は人に責任ばかり押し付けて自分は責任から逃れようとする人が多いでしょう。
楽しむことや自由であり続けるためには責任が伴います。それは自分自身への責任なのです。
何があってもすべて自分の責任だという意識がない限り、仕事を楽しむ努力はできないでしょう。
人のせいにばかりしていないで、自分を変えてみる。最初はどう変えればいいのかわからないかもしれません。
しかし自分がこうありたいという姿は必ずあるはずです。そのありたい姿と今の自分のギャップを埋めればいいのです。
理想が高ければやはりギャップも大きく時間がかかるかもしれません。
しかし一歩踏み出さない限り何も変えることはできないのです。
とにかく仕事を楽しむための一歩を踏み出してみるのです。そうすることで今見えている景色も変わるかもしれません。
そうすれば自分も楽しむことができるかもしれません。自分が楽しめれば周囲を楽しませることも容易になるでしょう。
会社員として成果を出し、お客さんから感謝されるためにはとにかく仕事を楽しむ努力をしましょう。
会社員は自分のしたいことに素直であることの必要性
今回は競馬のジョッキーである横山典弘の言葉から学びたいと思います。
「たとえその日騎乗馬がいなくても、四位を送りに阪神に行く。」
競馬を知らない人にとってはなんのことはさっぱりわからない言葉かもしれません。
この言葉は古くから騎手としてライバルでありながら仲間である四位洋文を送るために騎乗馬がいなくともその場に行くということです。
簡単に言えば自分の仕事がなかったとしても仲間のためなら自分は行動するよということなのです。
この言葉から学べることは2つです。
・仲間という意識が仕事にも必要
・自分のすべきことには素直でいるべき
では詳しくみていきましょう。
仲間という意識が仕事にも必要
会社の中にみなさんは仲間だなと思える人はいますか?
会社での仕事はほとんどが組織で動くことが多いため、そもそも自分一人で完結する仕事はほとんどないでしょう。
しかし会社に信頼できる仲間がいると断言できる人は少ないのではないでしょうか。
なぜ信頼できる仲間が必要なのでしょうか。
それは自分の成果を出すためにも身体的、肉体的にも苦痛を軽減するために仲間が必要なのです。
自分一人で動き、仕事を成功させることはかなりかっこいいことかもしれません。
しかしはっきり言って自分だけで成功を掴み取るのは大変です。
では成功を掴み取るためにはどうすればいいのでしょうか。それは仲間を作ることです。
仲間は意識しないと作れません。信頼できる人間かどうかはなんとなくで判断できるものではないからです。
また仕事に対して真剣でないと、仲間という意識は芽生えないでしょう。
苦楽を共にする経験が仲間意識を強くさせることも多いからです。
仲間がいることでともに助け合い、または競争できる関係が生まれてきます。
そうなると仕事でもよりよい成果を生み出すことができ、また精神的にも自分一人ではない感覚を得られるから楽になるでしょう。
自分のすべきことには素直でいるべき
サラリーマンであっても自分のすべきと思うことには素直に従うほうがいいでしょう。
なぜならしたいと思う行動は自分が正しいと信じているはずだからです。
例えば仕事で家族との時間が取れないと言っている人がいるとしましょう。
その人が本当に家族との時間を大切にしたいのなら仕事の仕方を変える努力をするべきでしょう。
なぜ我慢しながら働く必要があるのでしょうか。そもそも誰のために働いているのでしょうか。
仕事だから仕方ないとか言い訳をする人が多いですが、仕事なんてあなたの人生の一部でしかありません。
大切な人や仲間のために自分が正しいと思う行動をするほうがいいのです。それがもし会社のルールを逸脱していたとしても。
仕事は基本的に人と人とのつながりです。仕事で関わっていた人が違う環境でお世話になることもあるでしょう。
目の前の仕事だけを大切にするのでなく、目の前の人をどれだけ大切にするか、自分のしたいことにだけ素直であるか、それがこれからのサラリーマンには必要な要素と考えます。
受動的なサラリーマンではダメな理由
よく最近の新人は言われたことしかやらない。自分から仕事を取りに来ないなど受動的なサラリーマンが多い印象です。
もしあなたが自分は優秀だけど、活躍できていないのは環境や会社のせいと考えているのならいつまでも活躍することはできないかもしれないです。
ここではこれから日本のサッカーを担っていくであろう、久保建英の言葉から学んでいこうと思います。
「自分でやれると思っていても、活躍の場がなければ意味がない」
この言葉から学べることは2つです。
・愚痴ばかりこぼしてもなんの価値もない
・活躍する場は自分で勝ち取るもの
では詳しくみていきましょう。
愚痴ばかりこぼしてもなんの価値もない
会社には多くの愚痴をこぼす人が多いでしょう。飲み会の場では会社に対する愚痴や上司に対する愚痴のオンパレードです。
そういった愚痴を言い合うことでストレスの発散になったり、同僚と意気投合できることは理解できます。
一番の問題は愚痴をこぼしている人が自分はできと思っている人である場合です。
自分はできる人材なのに会社はわかってくれない、上司が正しく評価してくれないという愚痴です。
はっきり言ってしまえば、あなたは結果も出しているが、上司との人間関係がうまくいかずに芽が出ないのであれば、すぐに転職すべきでしょう。
なぜなら自分が正当に評価されてないという事実があるからです。それに対して愚痴を言っても意味がないのです。
石の上にも3年という言葉ありますが、この言葉サラリーマンには当てはまらないと考えたほうがいいでしょう。
我々サラリーマンは職人ではないからです。配属先の上司が優秀であり、仕事のやり方を盗みたいと思うのなら別です。
しかしほとんどの場合はまったく尊敬もできないような上司がほとんどでしょう。
それにもかかわらず頑張って働いたところで無能な上司に評価されては正しい評価なんてきたいでしません。
愚痴を言う時間があるのなら自分で活躍の場を得るために行動を起こすべきでしょう。
活躍する場は自分で勝ち取るもの
ではサラリーマンが自分の活躍する場をどのように手にいれればいいのでしょうか。
答えはとてもシンプルで活躍できそうな場に自ら行くという行動を起こすことが必要です。
会社の中で言えば、異動させてほしいということを申し出ることが大切です。
キャリアチャレンジなどの制度が充実している会社であれば異動の申し入れは容易でしょう。
異動なんてできやしないと思っている人はそもそもそれを言っていること自体が愚痴なのです。
異動の申し入れの話をまったく聞いてくれないような会社であればすぐにでも転職すべきでしょう。
いつかきっと火の光を浴びることがあると信じている人はただ自分の不遇な立場を正当化しているだけです。
みな同じスーツを着て出勤していたとしても一人ひとり個性は違います。活躍できる環境も違うのです。
ここではどうしてもかつやくできそうにないと思ったのなら思い切って自分が活躍できそうなところに行かない限り、あなたの人生は変わらないでしょう。
サラリーマンに泥臭さが必要な理由
会社員として働くと必ず目標が課されます。それによって昇給や賞与の額が変動するでしょう。
今回は日本を代表するサッカー選手である中村俊輔の言葉から学んでいこうと思います。
「ちょっと遠回りすることになっても、目標を忘れなければ、いつかはそこへ辿り着けると僕は信じている。」
ここから学べることは、
・目標達成に向けてかっこよさや効率性は必要ない
・目標達成できる自分を信じ通すことが大切
では詳しくみていきましょう。
目標達成に向けてかっこよさや効率性は必要ない
サラリーマンとして毎日満員電車に揺られ、残業も多く、疲れ果てていても目標は達成しなければなりません。
まず自分の仕事の目標は課せられた目標または自分でやると決めた目標を達成することなのです。
そして目標の達成具合を他社と比較して一喜一憂しないことが大切になります。
会社には仕事もプライベートも充実している人がいるかもしれません。
その人と比べると自分は全然かっこよくない、効率的ではないなと落胆してしまうこともあるかもしれません。
しかし目標さえ達成できればいいのです。やり方なんてなんだっていいのです。
どんなに遠回りなやり方をやっていても結果を出すことが大切であることを忘れてはいけないのです。
どうしても人は疲れたりすると目的や目標を見失うことが多いでしょう。
目標を見失わずに目標を達成するためにすべきことを日々考えることで必ずサラリーマンとしての成功を手に入れることができるでしょう。
目標達成できる自分を信じ通すことが大切
サラリーマンの目標設定はどんなに短くても四半期の3ヶ月です。
だいたいのサラリーマンは半年に一度目標を見直し、目標設定する企業がほとんどでしょう。
半年という期間は意外にも長いです。そのため毎日順調に目標を達成するわけではないでしょう。
自分のミスでなくとも、部下や仲間のミスなどで進捗が遅れることもしばしばあるでしょう。
目標達成ができない人は他人のせいにしたり、どうせ無理だとすぐに諦めてしまう人が多いです。
目標達成することに対して大切なことは自分を信じ抜くということです。たしかに他人は信用できないかもしれません。
しかし自分は自分でコントロールすることができます。他人の失敗があってもそれを自分で取り返すことは可能です。
どんなことがあっても自分なら目標を達成できると信じることです。
そして目標が達成できた時自信が確実なものになり、よりよい成績を残すことができるでしょう。
目標達成の根本的なものは小手先のテクニックではなく、達成するんだという執念を持ち続け、自分を信じ抜く力が必要と言えるでしょう。
サラリーマンはいつか若手に追い抜かれる覚悟が必要である理由
今回はフランスのサッカー選手と言えば、この人でしょう。
ジネディーヌ・ジダンの名言から学んでいこうと思います。
「1人の選手が去ったとしても、必ず次世代を担う者が登場します。大丈夫ですよ、ピッチは常に明日を目指す人のために存在してますから。」
この言葉からサラリーマンとして学べることは、
・自分のポジションは絶対ではない
・時代の流れや会社の方針に自分が合わせるしかない
この2つです。ではそれぞれ詳しくみていきましょう。
自分のポジションは絶対ではない
もしあなたが今役職者であるならばかならずいつかはそのポジションから退くことが来ることを理解していますか?
ほとんどの人があまり理解できていないのではないでしょうか?
役職定年などでいつかは退くことはあっても今日明日の話ではないとどこか他人事のように思っていませんか?
役職に甘んじてなんとなく仕事をしていてはこれからの世の中はすぐに若手にそのポジションを取られてしまうかもしれません。
いずれ今のポジションではなくなるという意識ではなく、いつなくなっても困らぬように日々成長し続けなければならないのです。
また役職者になることをゴールに据えて頑張っている人もその意識は変えるべきでしょう。
そういった意識の人も簡単にそして思っているよりも早く若手や部下に追い抜かれてしまうでしょう。
時代の流れや会社の方針に自分が合わせるしかない
長年同じ企業に勤めているとなんとなく仕事においての勝ちパターンが見えてきます。
そして自分の勝ちパターンがわかるとそれに乗ったほうが楽なためあまり他の施策などに手を出さなくなります。
そうなると新しいものや時代の転換に合わせることがめんどくさくなります。または見て見ぬ振りをしてしまうことになります。
とにかく自分が最後までサラリーマンとして生き残りたい、または出世したい、成功したいと思うのであれば、とにかく新しいものを取り入れ続けるのです。
年を取れば体力はなくなるので若手には敵わなくなるでしょう。しかし経験値は確実にあるはずです。
その経験値が1つの勝ちパターンでは意味がないのです。たくさんの引き出しを持つことが大切です。
自分よりもできる若手や部下は必ず現れます。それに恐れてはいけません。
真っ向から勝負すれば負けてしまうかもしれません。
そのため戦い方をたくさん学んでいく必要があるのです。
いずれは必ず自分が退く時がきます。そのときにあなたは部下や後輩に何を伝えてあげられますか?
それを意識すると今の会社でのゴール、自分のキャリアをどうしたいかも見えてくるでしょう。
会社員として前線に立ち続ける重要性について
さて今回はロベルト・バッジョの言葉である
「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない。」
から会社員として前線に立ち続ける重要性について解説していきます。
学べるポイントは
・人は大事な時の失敗ほど覚えている
・舞台に立たないと勝負さえできない
の2つです。では詳しくみていきましょう。
人は大事な時の失敗ほど覚えている
人は自分のでも他人のでも失敗というのを覚えているものです。
サッカーならば確かにPKを決めた記憶よりも外した記憶のほうが鮮明に覚えているという人も多いのではないでしょうか。
仕事においても大きな成功よりも大きな失敗のほうがよく覚えており、なおかつ思い出す回数も多いのではないでしょうか。
失敗を思い出してしまうことは人間として仕方のないことでしょう。
しかしその失敗を思い出すことで足がすくみ、前に進めなくなるのはよくないことです。
その失敗から何を学び、何を未来のために自分は努力したかということを同時に思い出すことが大切になります。
舞台に立たないと勝負さえできない
サッカー選手は同じでピッチに立つことが許されない限り、PKなんて蹴ることはできません。
会社員も同じです。日々の仕事の中で少しでもアウトプットを出し、上司や先輩からフィードバックを受けないと成長はありません。
上司や先輩のフィードバックがいつも正しいわけではありません。
しかし他人の意見を聞くことなく、自分の思いだけで突っ走ってしまうと、あとで認識のズレなどから大きな失敗につながるかもしれません。
会社員も毎日舞台に立ち、戦うという意識を持つべきなのです。
そうすることで自分の考えだけではなく、他人の意見も取り入れることができます。
せっかくフリーランスとしてではなく、会社員として働いているのであれば、周囲にいる人をうまく使いましょう。
また舞台に立ち続けるとあなた自身の存在が周囲にも目立つようになります。
簡単に言えば顔を売る効果もあるのです。とにかく社内でも社外でもアウトプットを出し続けて、ぶつかり続けるようにしましょう。
仕事の失敗でくよくよしないためにはどうすべきか
今回は日本のサッカー史を語る上で欠かせない名監督であった岡田武史の言葉から学んでいきましょう。
「サッカーなんて勝負事で相手も勝とうと必死でやっているのだから、細かい原因なんて追及してもしょうがない。負けることもある。」
この言葉から学べることは、
・負けたことや失敗したことの原因分析をいつまでもしない
・負けることもあると考えて、万全の準備をする
負けたことや失敗したことの原因分析をいつまでもしない
仕事で一度も失敗したことのない人なんていないでしょう。どんなに成功した人でも失敗は経験しており、そこから多くを学んでいます。
会社員で仕事で失敗すると上司から怒られてしまう。そしてなぜ失敗したのか?失敗しないようにどう対策を講じるのか?を確実に聞かれるでしょう。
上司からの業務命令であるため細かく原因分析や対策を考える人も多いでしょう。
まずその行為をやめてしまいましょう。そうすることでくよくよせずに前進することができます。
失敗した原因なんて当事者であるあなたがいちばんわかっているはずです。
そして次回からはどうすれば失敗しないかぐらい考えられるでしょう。あまり深く考えすぎないのです。
そうすることで一度の失敗でくよくよし、失敗することが怖くなくなるでしょう。
負けることもあると考えて、万全の準備をする
仕事では負けてしまったり、失敗することなんて日常茶飯事です。
そのため負けることもあることをしっかりと想定して、万全の準備をすることが大切になります。
初めのうちは想定できる失敗が少ないためよく失敗してしまうかもしれません。
しかし経験した失敗を想定外の失敗から想定内の失敗にすることで、失敗の数を減らすことができます。
そうやって少しずつ想定されるリスクをどう対策するのかという知見を多く持つことで、失敗に立ち向かうことができるのです。
失敗することもあるからとなんとなく準備するのではなく、失敗する可能性があるからこそ万全の準備をするのです。