会社員は自分のしたいことに素直であることの必要性
今回は競馬のジョッキーである横山典弘の言葉から学びたいと思います。
「たとえその日騎乗馬がいなくても、四位を送りに阪神に行く。」
競馬を知らない人にとってはなんのことはさっぱりわからない言葉かもしれません。
この言葉は古くから騎手としてライバルでありながら仲間である四位洋文を送るために騎乗馬がいなくともその場に行くということです。
簡単に言えば自分の仕事がなかったとしても仲間のためなら自分は行動するよということなのです。
この言葉から学べることは2つです。
・仲間という意識が仕事にも必要
・自分のすべきことには素直でいるべき
では詳しくみていきましょう。
仲間という意識が仕事にも必要
会社の中にみなさんは仲間だなと思える人はいますか?
会社での仕事はほとんどが組織で動くことが多いため、そもそも自分一人で完結する仕事はほとんどないでしょう。
しかし会社に信頼できる仲間がいると断言できる人は少ないのではないでしょうか。
なぜ信頼できる仲間が必要なのでしょうか。
それは自分の成果を出すためにも身体的、肉体的にも苦痛を軽減するために仲間が必要なのです。
自分一人で動き、仕事を成功させることはかなりかっこいいことかもしれません。
しかしはっきり言って自分だけで成功を掴み取るのは大変です。
では成功を掴み取るためにはどうすればいいのでしょうか。それは仲間を作ることです。
仲間は意識しないと作れません。信頼できる人間かどうかはなんとなくで判断できるものではないからです。
また仕事に対して真剣でないと、仲間という意識は芽生えないでしょう。
苦楽を共にする経験が仲間意識を強くさせることも多いからです。
仲間がいることでともに助け合い、または競争できる関係が生まれてきます。
そうなると仕事でもよりよい成果を生み出すことができ、また精神的にも自分一人ではない感覚を得られるから楽になるでしょう。
自分のすべきことには素直でいるべき
サラリーマンであっても自分のすべきと思うことには素直に従うほうがいいでしょう。
なぜならしたいと思う行動は自分が正しいと信じているはずだからです。
例えば仕事で家族との時間が取れないと言っている人がいるとしましょう。
その人が本当に家族との時間を大切にしたいのなら仕事の仕方を変える努力をするべきでしょう。
なぜ我慢しながら働く必要があるのでしょうか。そもそも誰のために働いているのでしょうか。
仕事だから仕方ないとか言い訳をする人が多いですが、仕事なんてあなたの人生の一部でしかありません。
大切な人や仲間のために自分が正しいと思う行動をするほうがいいのです。それがもし会社のルールを逸脱していたとしても。
仕事は基本的に人と人とのつながりです。仕事で関わっていた人が違う環境でお世話になることもあるでしょう。
目の前の仕事だけを大切にするのでなく、目の前の人をどれだけ大切にするか、自分のしたいことにだけ素直であるか、それがこれからのサラリーマンには必要な要素と考えます。